免責事項
この記事は 2022/7/15 時点での内容で記載しています。内容が古い可能性があります。
本記事は個人投資家の勝手な評価ですので絶対に正しいとは言い切れません。
本記事中の画像は特に断りがない場合、各商品の2022年7月15日に閲覧できる目論見書/運用報告書から抜粋したものです。
はじめに
国際債券比較の第2回記事です。目的や他の商品は以下を参照ください。
比較商品と概要
ＭＳ－グローバル・ボンド・オープンＩＭ [1]
- 経費率：1.265%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：10.1万口
- 分配金総計：\13,776
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\118,742
商品特徴
格付の高い(A以上)公社債を運用します。
ブラックロック－ブラックロック・ワールド債券ファンド（為替ヘッジあり） [2]
- 経費率：1.408%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：10.5万口
- 分配金総計：\2,521
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\117,026
商品特徴
格付けがあまり高くない（ＢＢ マイナス、Ｂａａ 以上）公社債を運用します。
ブラックロック－ブラックロック・ワールド債券ファンド（為替ヘッジなし） [3]
- 経費率：1.408%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：8.8万口
- 分配金総計：\4,319
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\122,970
商品特徴は「ブラックロック－ブラックロック・ワールド債券ファンド（為替ヘッジあり）」と同様なので省略します。
ＧＳ－モナリザ ゴールドマン・サックス世界債券ファンド [4]
- 経費率：1.155%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：10.3万口
- 分配金総計：\16,528
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\125,084
商品特徴
格付の高い国債、社債、モーゲージ証券を運用します。図1に運用商品割合を示します。
Ｏｎｅ－グローバル・ボンド・ポート（Ｃコース）[5]
- 経費率：0.935%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：10.4万口
- 分配金総計：\15,203
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\121,779
商品特徴
格付の高い(A以上)国債を運用します。
Ｏｎｅ－グローバル・ボンド・ポート（Ｄコース）[6]
- 経費率：0.935%
- 2008年に10万円分運用した場合の結果
- 口数：8.3万口
- 分配金総計：\24,925
- 分配金を含んだ2022年時点の総資産：\124,319
商品特徴は「Ｏｎｅ－グローバル・ボンド・ポート（Ｃコース）」と同様なので省略します。
比較結果
独自に計算した2008年の評価額を1とした評価額推移を図2に示します。
この5本の中では選ぶなら「ブラックロック－ブラックロック・ワールド債券ファンド（為替ヘッジなし）」です。
一番分配金を含んだ評価額が高いのと、上昇率が高いからです。経費率が1.408と高めなのがネックですが。
参考
[1] グローバル・ボンド・オープンIM, https://www.morganstanley.com/im/ja-jp/japanese-investor/funds-and-performance/morgan-stanley-japanese-funds/global-bond-open.html
[2] ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジあり), https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/261094/blackrock-global-bond-fund-yen-hedged
[3] ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし), https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/261099/blackrock-global-bond-fund-unhedged
[4] モナリザ ゴールドマン・サックス世界債券ファンド, https://www.gsam.com/content/gsam/jpn/ja/gsitm/fund-center/fund-finder/goldman-sachs-global-fixed-income-fund-(mona-lisa).html
[5] グローバル・ボンド・ポート（Ｃコース）, http://www.am-one.co.jp/fund/summary/313502/
[6] グローバル・ボンド・ポート（Ｄコース）, http://www.am-one.co.jp/fund/summary/313503/
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