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[投資信託]国際債券の比較(19/24)商品比較編 その18

免責事項

この記事は 2022/7/15 時点での内容で記載しています。内容が古い可能性があります。
本記事は個人投資家の勝手な評価ですので絶対に正しいとは言い切れません。

本記事中の画像は特に断りがない場合、各商品の2022年7月15日に閲覧できる目論見書/運用報告書から抜粋したものです。

はじめに

国際債券比較の第2回記事です。目的や他の商品は以下を参照ください。

[投資信託]国際債券の比較(1/24)準備編

比較商品と概要

三菱UFJ国際-ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き)[1]

  • 経費率:1.43%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:10.6万口
    • 分配金総計:¥65,322
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥150,893

商品特徴

日本を除く世界の高利回り債券(ハイ・イールド債券)を50%程度、投資適格債券を50%程度投資します。

日興-ピムコ・ハイイールド・ファンド Bコース(為替ヘッジあり)[2]

  • 経費率:1.65%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:10.4万口
    • 分配金総計:¥61,422
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥149,357

商品特徴

米国のハイイールド債に投資します。

日興-ピムコ・ハイイールド・ファンド Aコース(為替ヘッジなし)[3]

  • 経費率:1.705%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:10.7万口
    • 分配金総計:¥67,350
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥167,270

商品特徴

「ピムコ・ハイイールド・ファンド Bコース(為替ヘッジあり)」と同様なので省略します。

三菱UFJ国際-ワールド短期ソブリンオープン[4]

  • 経費率:0.88%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:9.4万口
    • 分配金総計:¥39,466
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥99,064

商品特徴

世界主要先進国のソブリン債券に投資します。

三菱UFJ国際-ピムコ・グローバル・ハイイールド・ファンド(毎月分配型)[5]

  • 経費率:1.54%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:10.3万口
    • 分配金総計:¥90,614
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥133,656

商品特徴

世界各国のハイイールド債券に投資します。

比較結果

独自に計算した2008年の評価額を1とした評価額推移を図1に示します。

評価額推移
図1 評価額推移

この中で1本選ぶなら「日興-ピムコ・ハイイールド・ファンド Aコース(為替ヘッジなし)」ですね。

「日興-ピムコ・ハイイールド・ファンド Bコース(為替ヘッジあり)」「三菱UFJ国際-ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き)」も捨てがたいですが、評価額の損がないのが選んだ理由です。
他2本では-1~0.7%/年で評価額が下落しているので「日興-ピムコ・ハイイールド・ファンド Aコース(為替ヘッジなし)」と比べたらちょっと魅力で劣ってしまいますね。

一時的な下落をできるだけ避けたいのであれば「三菱UFJ国際-ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き)」もよいかもしれません。

参考

[1] ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き), https://www.am.mufg.jp/fund/920984.html
[2] ピムコ・ハイイールド・ファンド Bコース(為替ヘッジあり), https://www.nikkoam.com/fund/detail/140465
[3] ピムコ・ハイイールド・ファンド Aコース(為替ヘッジなし), https://safe.tr.mufg.jp/cgi-bin/toushin/tsl.cgi/funds/02311043/index.html
[4] ワールド短期ソブリンオープン, https://www.am.mufg.jp/smp/fund/index.php?fundcd=149025
[5] ピムコ・グローバル・ハイイールド・ファンド(毎月分配型), https://www.am.mufg.jp/smp/fund/index.php?fundcd=922044

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