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[投資信託]国際債券の比較(8/24)商品比較編 その7

免責事項

この記事は 2022/7/15 時点での内容で記載しています。内容が古い可能性があります。
本記事は個人投資家の勝手な評価ですので絶対に正しいとは言い切れません。

本記事中の画像は特に断りがない場合、各商品の2022年7月15日に閲覧できる目論見書/運用報告書から抜粋したものです。

はじめに

国際債券比較の第2回記事です。目的や他の商品は以下を参照ください。

[投資信託]国際債券の比較(1/24)準備編

比較商品と概要

三井住友TAM-外国債券インデックスファンド [1]

  • 経費率:0.77%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:5.8万口
    • 分配金総計:\350
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:\132,979

商品特徴

FTSE世界国債インデックスに採用されている国債を運用します。図1に地域別構成割合を示します。

地域別構成割合
図1 地域別構成割合

明治安田-明治安田外国債券オープン [2]

  • 経費率:1.265%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:9.7万口
    • 分配金総計:\21,402
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:\128,283

商品特徴

FTSE世界国債インデックスに採用されている債権を運用します。

日興-インデックスファンド海外債券(ヘッジあり)1年決算型[3]

  • 経費率:0.737%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:9.4万口
    • 分配金総計:\1,324
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:\127,265

商品特徴

FTSE世界国債インデック連動を目指すが、構成比率等は不明。

日興-インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)1年決算型 [4]

  • 経費率:0.737%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:7.5万口
    • 分配金総計:\1,060
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:¥159,187

商品特徴は「日興-インデックスファンド海外債券(ヘッジあり)1年決算型[」と同一なので省略します。

日興-年金積立 インターナショナル・ボンド・ファンド[5]

  • 経費率:1.32%
  • 2008年に10万円分運用した場合の結果
    • 口数:6.4万口
    • 分配金総計:\904
    • 分配金を含んだ2022年時点の総資産:\124,817

商品特徴

FTSE世界国債インデックスを上回る成果を目指すが、具体的な構成比率等は不明。

比較結果

独自に計算した2008年の評価額を1とした評価額推移を図2に示します。

価額推移
図2 価額推移

この中で選ぶなら、「日興-インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)1年決算型」です。

アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない[6]といわれており、アクティブ型なので結構悩みどころです。
少なくとも20年以上運営してかつリターンが同種商品平均と同等か上回っているので、いましばらくは優良なファンドのように思います。

参考

[1] 外国債券インデックスファンド, https://www.smtam.jp/fund/detail/_id_110006/
[2] 明治安田外国債券オープン【愛称:夢実現】, https://www.myam.co.jp/fund/yume/
[3] インデックスファンド海外債券(ヘッジあり)1年決算型 愛称:DC インデックス海外債券(ヘッジあり) 年金積立インデックスファンド海外債券(ヘッジあり), https://fund2.smbcnikko.co.jp/smbc_nikko_fund/qsearch.exe?F=detail_kokunai1&KEY1=0231F01A
[4] インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)1年決算型 愛称:DC インデックス海外債券(ヘッジなし), https://www.nikkoam.com/fund/detail/958441
[5] 年金積立 インターナショナル・ボンド・ファンド 愛称:DC Iボンド
[6] “先進国株式はわずか10%”、過去20年間における株式型アクティブファンドの対パッシブでの勝率, https://www.morningstar.co.jp/market/2021/1102/fund_01474.html

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